2016年6月12日日曜日

(160821再追記:製品のRevが更新されています) ESPr Developer(ESP-WROOM-02開発ボード)の電源供給を、”VIN”から行った場合の挙動


16/08/21追記 真の原因がわかりました。取り消した記事の内容が正解でした。

不具合の原因はFT231XS(IC1)への電源供給がVBUS直結になっていたため、VBATから電源供給するとD2→D1(逆方向)経由で微笑電流が流れ、IC1が中途半端に動作することがあるためでした。修正後は、IC1への電源供給は+3V3経由に変更され、VBATからの電源供給でも、IC1への給電が正常に行われるようになりましt。


2016/07/29現在、ESPr Developer(ESP-WROOM-02開発ボード)はRev2からRev3に変更され、この不具合は解消されています。




160821以下2行削除

再度検討して、VBUSのD1が壊れていたことが分かりました。以前使ったときに、過電流を流して壊していたようです。


以下の記事は取り消しします。

SWWITCHSCIENCEのESPr Developer(ESP-WROOM-02開発ボード)を使っていての気づいたことです。

USBから電源供給する場合は、ボードに実装されている、FT231(USB-Serial)に電源供給されますが、"VIN"端子から電源供給する場合は、このICには電源供給されません。

ICの個体差によっては、VIN端子からユニット内部の逆流防止ダイオードを通って電圧が印可され中途半端に動作するようです。
ただし、ICの個体差なのか、使用しているときに壊してしまった結果なのかは不明です。





4 件のコメント:

  1. 同様の事象に悩まされてこのブログにたどり着きました。
    VINからエネループ3本で電源を供給し、正常にプログラムがスタートするボードが一枚と
    suupenさん同様プログラムがスタートしないボードが2枚(この2枚は同時に購入)あります。また、動作しないボードのうち1枚は開封直後にプログラムを書き込み、VINから電源を供給しました。

    この状態で
    動くボード:VBUSとGNDの電圧が1.3V程度
    動かないボード:1.5v〜1.6v程度となります。

    また、動かないボードにVINの電圧を入れた状態でUSBから一度給電します。その後、給電を止め、リセットボタンを押すとプログラムが動作し始めます。この時、VBUS-GND間の電圧は正常に動作するボードと同じ1.3V程度まで落ちていました。

    ボードの初期不良じゃないかなーと思っているのですが、差し支えなければダイオードが壊れているという判断ポイントお教え願えないでしょうか?

    以上、お願いいたします。
    @masato_ka

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  3. こんにちはmasato_kaさん。
    ダイオードが原因と考えた理由ですが、VINに繋がるD2ダイオードを取り外して、ディスクリートの整流ダイオードを接続して正常に動作したことから、ダイオードの故障と判断しました。

    VIN端子に変な電圧をかけた記憶はないのですが、それまで数ヶ月使用していたので、USB給電で使用していた時に壊したものと思っていました。でも、購入直後で同じような症状が出ているということは、ユニットに乗っている部品(D1かIC1が怪しい)が怪しいのかもしれませんね。

    VINから給電してこの症状が出た時にRXDのLEDが点灯していることから、IC1が中途半端に動作していると考えています。そのことからVIN→D2→D1(逆方向)→IC1と微小な電流が流れているように思います。

    複数の事例が出たということで、switch scienceに報告してみます。

    うまく工作ができますように。
    では。

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  4. suupenさん
    ご回答ありがとうございます。同意見です。
    そもそもD1がツェナーなので微量な電流が漏れ出てるのでしょう
    が(しかしなぜツェナー)、そのせいでUSBシリアルが変な動きを
    してると思います。

    そして、上記投稿と入れ違いでスイッチサイエンスさんから初期不良の疑いで交換の
    連絡が来ました。
    suspenさんも対応いただけると良いですね。

    お手数おかけしました、ありがとうございます。
    @masato_ka

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