2000年以前のICで、セラミックパッケージに金色の金属板を持ったICがあります。この金属板の下にはICチップがあり、おおむね1990年代以前のICなら、チップ表面の回路を目視することができます。(これ以降になるとパターンルールが微細になり過ぎ肉眼では模様がわからなくなります。またICの実装方法が変わり、パターン表面が見えない形になっています)
今回はモトローラCPUのMC68824が入手できたので、このチップを見てみます。
これまでは、台所のコンロであぶって作業していましたが、加熱範囲が大きすぎで作業がしにくく、IC端子の変色などを引き起こしていたので専用バーナーを購入して作業しました。
<使う道具>
バーナー
ペンチ(ICを挟んで火にかざす)
ピンセット(ICの金属板を加熱して頃合いを見て引きはがすために使用する)
金属板をはずして、チップ表面を見たところ
これまで、80386,80486、PentiumProなどを見てきましたが、80486辺りまでがチップ面積も大きくパターンも見やすいので見ごたえがあります。それ以降になるとチップが極端に小さくなりあまり面白くありません。(この面積の縮小が「ムーアの法則」なんでしょう。
はがす前と後
以上
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