量産型スピナー(赤外線コントロール2輪ラジコン)_電装部再設計(2/2)
<概要>
今回は、赤外線プロポの作成です。赤外線プロポは、赤外線ヘリコプター(SWIFT)のものを使用していましたが、プロポもLPC1114FN28で新規作成しました。
送信するデータは最小限になるように再設計してありますので、SWIFTのプロポとは互換性はありません。
今回も、回路設計CADにEAGLE、基板切削データ作成にWINSTAR PCB for iModelaを使用します。これらのソフトの扱い方、iModelaの扱い方については、書籍「コンパクト3D切削マシンで作るMyプリント基板」(http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%883D%E5%88%87%E5%89%8A%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%A7%E4%BD%9C%E3%82%8BMy%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%88%E5%9F%BA%E6%9D%BF-%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%A7%E4%BD%9C%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%A9%E3%81%8A%E3%82%8A%E3%81%AB%E5%8A%A0%E5%B7%A5%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%82%8B-%E9%9B%BB%E5%AD%90%E5%B7%A5%E4%BD%9CHi-Tech%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E9%A0%88%E5%8E%9F-%E8%AA%A0%E5%8F%B8/dp/4789818942)
を参考にしてください。
mbedのプログラムは
http://mbed.org/users/suupen/code/LPC1114_ir-spinne_main-propo/
こちらに圧縮したファイル一式
https://docs.google.com/file/d/0B_-iH9ny-AE-a2pNWUtfMG9SS3c/edit?usp=sharing
回路図、PCBデータはこちらにあります。
https://docs.google.com/file/d/0B_-iH9ny-AE-OTVxSkRYejgtSEk/edit?usp=sharing
<部品表>
<回路図、パターン図>
マイコン(LPC1114FN28)は、本体とプロポを1つのプログラムで動かすようにしたため、端子が重複しないように配置しています。これによってプログラムの取り違えを防ぎます。実装面積の都合で、動作確認用のLEDは実装していません。追加する場合は、本体基板と同じピン配置にしてください。(プログラム上で、本体かプロポどちらでLEDを使用するか設定します)
また、ンへのプログラム書込み端子(ISP書き込み)も省略しています。書き換えする場合は、別に、書き込み用の回路をブレットボードなどで作って、マイコンを取り外して書き込みます。これは手間なので、書き込み用端子を追加した方が良いです。
マイコンへの書き込みは、青mbed(LPC1768)を使用した“いか醤油ぽっぽ焼き”を使用しています。これは、青mbedと同じ感覚でプログラム転送が出来るので便利です。(http://mbed.org/users/okano/code/ika_shouyu_poppoyaki/)
回路図
パターン図
<切削データ>
プリント基板は、iModelaとWINSTAR PCB for iModelaを使用して自作します。切削データは使用する切削工具によって変える必要があります。
今回使用した切削工具は、
パターンカット:V60° (切削深さ0.1[mm],切削幅0.12[mm])
穴あけ、外形カット:ルータ0.6[mm]
になります。
切削データ図
完成基板
<部品実装>
プリント基板に部品を実装した写真を示します。作成した基板では、マイコンの電源パターンにミスがあったのでジャンパーで修正しています。(上記の回路図、パターン図は修正済みです)
部品実装(部品面)
部品実装(半田面)
電池ボックスは、基板の部品面側に、M3皿ネジで固定します。電池ボックス側には、皿ネジを埋め込むためのザグリを入れておきます。
電池ボックス固定
以上
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