アクリル漢詩キーホルダ
<概要>
透明アクリル板で漢詩キーホルダを作ります。
以前も同様なキーホルダを作りましたが、今回は使用するアプリをiModela付属の「iModela Creator」に変えています。
iModelaの通常の切削工具では、0.1mm幅の切削はできませんが、プリント基板作成のために改造してそれを可能にしています。
iModelaの改造、使用する切削工具については「コンパクト3D切削マシンで作るMyプリント基板」CQ出版社
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を参照して下さい。
また、こちらのBlogに、アクリル板加工時のiModelaや切削工具の扱い方を解説しています。
<データの作成>
データを作成するときには、使用する切削工具を決めてからにします。
・ルータ1.0mm
外形、ネジ下穴、ストラップ穴
・エンドミル60°
文字
iModela Creatorで作成したデータは、図1のようになります。
図1 iModela Creatorのデータ
キーホルダは、表面を保護する「表板」と、文字を刻む「文字板」の2枚に分けています。
データは、文字、外形などすべての切削データを入れたデータを作り、そのデータから、各板の外形、穴あけデータと文字データに分けます。
データの分け方は、表板、文字板に分け、文字板は、使用する切削工具毎(外形、穴のルータ1.0mm用と、文字のエンドミル60°)に分けます。
使用するアクリル板は、表板は2.0mm厚、文字板は3.0mm厚にしています。これは、適当な厚みがほしかったのと、板を固定する芋ネジの全長が4.0mmあったため厚みに余裕を持たせるためです。同じ厚みの板を使っても問題ありません。
表板、文字板の加工後に、芋ネジで固定して完成させたのが写真1になります
写真1 漢詩キーホルダ完成
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