量産型スピナー(赤外線コントロール2輪ラジコン)_概要
<概要>
CDを車輪にした2輪ラジコンです。(youtubeリンク:http://p.tl/I_Av)
上面
前方
側面
IRCヘリコプター”SWIFT”のプロポを流用し、mbedで赤外線データ受信とモータの制御を行っています。
Propoを流用するためには、送信されてくる信号の解析が必要です。これは、このブログの過去の記事で解説しています。mbedのライブラリにこのPropoからのデータ受信と解析を行うライブラリを作成してあります。(http://p.tl/uvkM)
IRC Helicopter と Propo
車台には3[mm]厚のアクリル板を使用しています。加工にはiModelaと設計ツールのiModela Creatorを使用してます。外形の切り出しと穴あけ加工を行っています。車台には、ギヤボックスと電池ボックスをそれぞれ2本のネジで止めています。このネジ穴開けの精度が悪いと、ネジ止めできなくなりますが、iModelaで0.1[mm]精度で加工できるので、手作業では望めない精度での加工が可能です。
ネジのタップ立ては手作業で行います。このため、下穴をiModelaで開け、タッピングを行います。
このほかに、車台の4隅に穴を開けています。ここには、長さ50[mm]のネジを固定して、プリント基板を保持するようにしています。
写真にはそれ以外の穴が開いていますが、試作時に車台のバランス保持用に開けたもので、最終的には使用しません(穴あけする必要はありません)
車台
プリント基板もiModelaで加工します。回路図、基板レイアウトは回路図CADのEAGLEで行い、iModela切削用データ作成にWINSTAR PCB for iModelaを使用しています。基板加工の方法については書籍(http://p.tl/VT-M)を参照してください。
プリント基板(半田面)
mbedで、Propoからの赤外線受信・解析とモータの制御を行っています。
iModelaの加工範囲はキャッシュカードサイズ(86×55[mm])でmbedがギリギリ搭載できるサイズになります。
プリント基板(部品実装済)
0 件のコメント:
コメントを投稿