2013年9月19日木曜日

秋月 アナログジョイステックピッチ変換基板

秋月 アナログジョイステックピッチ変換基板


<概要>

秋月電子通商で販売されている“アナログジョイステック”(通販コード:P-04048 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04048/)をブレッドボードで使用するためのピッチ返還基板を作成しました。

<基板データについて>





このアナログジョイステックは、ピン間2[mm]で直接はブレットボードに差すことが出来ません。この端子を2.54[mm]ピッチ1列のピンに変換します。

回路図、PCBパターン、ガーバーデータはEAGLE CADで作成しました。



回路図




PCB データ

基板は片面基板を使用し、iModela(iM-01)でのmillingで作成します。millingデータはWINSTAR PCB for iModelaを使用しています。このデータを作成するときには使用する切削工具の刃物径を設定する必要があるので、各自さくせいする必要があります。



WINSTAR PCB for iModela データ

millingに使用した切削工具は、
パターン切削:V60°
穴あけ、外形カット、剥離:ルータ0.6[mm]

です。

EAGLE CADのschematic data ,board dataと、WINSTAR PCB for iModelaのデータは下記からダウンロードできます。
https://docs.google.com/file/d/0B_-iH9ny-AE-cFJELURLV2duU2M/edit?usp=sharing


また、アナログジョイステックのEAGLE CADのLibraryデータは下記からダウンロードできます。
https://docs.google.com/file/d/0B_-iH9ny-AE-YTRLV2V4UHlDNTQ/edit?usp=sharing

<作成例>

以上で紹介したデータに基板保持用穴を一列追加したものを作成例として紹介します。



基板切削完成

基板に実装するピンヘッダですが、ピンが差し込まれているプラスチック部分を片方に寄せて、部品面から差し込みます。そして、半田面から半田付けします。



ピンヘッダの加工



部品実装完成・ブレットボード実装